先輩のホンネ


2006年 明星大学人文学部心理教育学科心理学専修 卒業
2006年 葵会就職 児童養護施設清明寮に児童指導員として勤務
2016年 心理療法担当職員として兼務職を開始
2021年 公認心理師取得


 13:00

出勤したら、前日までの子どもの様子や施設の記録確認などを行います

14:00

子どもたちが下校するまでは、養育フロアの業務をサポートしたり、スタッフ同士でのミューティングの時間に充てます

15:00

・心理面接1人目
一緒にお話をしたり遊んだりします

16:00

・心理面接2人目
面接室の中だけではなく、時にはお散歩や海を見に行くこともあります

17:00

・心理面接3人目
地域小規模にいる子たちは送迎をします。車の中でも色々なお話をします

18:00

・夕食
子どもたちと一緒に食事をとるために養育フロアへ行くこともあります。

19:00

・心理面接4人目
面接内で人気なのはペーパクラフトやアイロンビーズなどの工作系。私は苦手ですが、皆とっても上手です。

20:00

面接終了後は、使用した箱庭の片づけや、次回使用するものの準備、現場で子どもを受け持つ職員への引継ぎのための記録作成や会議資料の作成などを行います

21:00

退勤


何年目ですか?

2006年に入社したので、21年目です。

ご出身はこちらですか?

袋井出身ですが、大学は東京で、卒業後に戻ってきました。

清明寮に入ったきっかけは何ですか?

心理学部で学んで、就職活動の際に氷河期で就職先がなく、福祉の人材バンクに相談して清明寮に。最初は心理士としてではなく指導員として入りました。

心理士として働く上で、周りの空気感はどう違いますか?

心理士の大ベテランがいたので指導員としてスタートし、その後心理士としての活動も始めました。心理士と生活指導員の役割がより密接にあります。

心理士と指導員の視点の違いを感じますか?

面接の時間では子どもたちが普段見せない一面を見ることができ、1対1の時間が確保されるので、心理的な深い話ができます。

感動的なエピソードはありますか?

卒業した子が昔の記憶を大切にし、同じメニューを選んでご飯に行ったり、成長した姿を見せるエピソード。特に、昔は大変だった子が成長し、感謝を示す瞬間が印象的です。

清明寮のバランスの良さの秘訣は何ですか?

職員数が多く、年代バランスも良いので、お互いに助け合える環境がバランスの良さの秘訣です。

新しい職員に対してどんなアドバイスがありますか?

子どもにムキにならず、一緒に楽しむことが大事。子どもたちの成長を見届ける喜びがあります。

後輩や新しい職員に伝えたいメッセージは何ですか?

保育園と違い、長期間子どもを見ることができるので、成長の喜びを感じることができ、心理知識も活かせる場所です。ぜひ来てほしいです。